「アドセンス広告の許可とブロック」を活用してクリック率(CTR)を上げ、サイトの収益向上を目指す

設置しておけば、後はアクセスしてきた人やサイトの傾向に応じて自動で広告を表示してくれる「Google アドンセンス」。Googleのアルゴリズムで、訪問者や記事内容に適した広告が表示されるようになっています。ただ全て任せて良いかというと、必ずしもそうではありません。安定したクリック率を維持するため、最適化のためには手動で調整が必要です。 



現状のアクセス数でアドセンスの収益を最大化したい時に考えるのは、「効果の低い、収益性の低い広告を表示させない」ということです。なるべく自分のサイトや訪問者に適した、クリックされやすい広告ばかりが表示されるのが理想。アドセンス管理画面のメニューにある「広告の許可やブロック」を使うことで、クリック率(CTR)や収益の向上が期待できます。

 「広告の許可やブロック」をクリックすると、

・広告主のURL
・一般カテゴリ
・デリケートなカテゴリ
・広告ネットワーク ・広告配信
・広告(広告レビューセンター)

の6つの項目が表示されます。ここで、カテゴリーや広告ネットワーク自体をブロックしたり、URLや広告単位で個別にブロックしたりすることができます。 では、具体的にどの広告をブロックすべきでしょうか。

広告の許可とブロックで、クリック率(CTR)向上を目指す

効果の薄い広告だけをブロックして、自分のサイトにマッチした、高い効果が見込まれる広告だけを表示できれば良いのですが、アドセンスの管理画面では、そこまで具体的な数字を見られるわけではありません。それでも簡易的に見分ける方法があります。 

「一般カテゴリ」と「デリケートなカテゴリ」では、【広告表示回数の割合】と【収益額の割合】を見ることができます(過去30日間)。表示回数の割合が高いカテゴリは、そのカテゴリーに該当する記事が自サイトに多いか、またはそのカテゴリーに関心のある訪問者が多いと推測することができます。収益額の割合は、そのまま過去30日間のアドセンス収益の割合ですから、より高い割合のカテゴリが収益を上げていることが分かります。

この 2つの指標から、広告表示回数が多いにもかかわらず収益が低いカテゴリーを見つけてブロックすることで、収益の増加が期待できます。

目安として私が考えているのは、広告表示回数に対する収益額の割合が50%あるかどうか。たとえばアパレルカテゴリを見て、全体の8%表示されてるのに収益割合は4%未満の場合、見直しが必要かもしれないということです。

収益額の割合 ÷ 広告表示回数 = 0.5 あるかどうか

安易なブロックは逆効果になる場合も

ただし、安易なブロックは禁物です。たとえば、ブログジャンルと同一のカテゴリーが低いからといってそのカテゴリーをブロックしてしまうと(たとえばファッションブログでアパレルの収益率が低い)、ブログジャンルに適した広告が表示されなくなってしまいます。

これだとかえって収益を下げてしまうことに繋がる可能性があるので、A/Bテストを行って様子を見ます。 A/Bテストはアドセンスのテストからも行え、ブロックすべきかどうか、信頼性をチェックしてくれます。

カテゴリ単位より、広告単位でブロック

カテゴリ全体をブロックすることもできますが、入札制であるアドセンスの仕組みを考えても、あまり利用していません。どうしても高い収益にならない場合のみに設定し、通常は広告単位でブロックするようにしています。 私がブロックしているのは以下の3つ。
  • 一攫千金
  • 誤解を与える表現
  • ギャンブル、くじ(18歳以上)

ECサイトはブロック

もう1つ私が行っているのは、通販サイトやショッピングモールといったいわゆるECサイトのブロックです。これらのサイトの内容に関わらずに表示されるため、クリックされても低収益である場合が多いですし、訪問者の関心とマッチングしていない可能性が高いです。 ブロックしているのは以下のサイト。


  • amazon.co.jp(Amazon.co.jp)
  • rakuten.co.jp(楽天市場)
  • yahoo.co.jp(ヤフオクやヤフーショッピング)
特にAmazonや楽天市場の場合、アフィリエイトとも競合してくるので、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトを利用している場合はブロックしておくほうが良いと思われます。

ダウンロード・警告表示風の広告はブロック

ダウンロードを促してくるような「PCのパフォーマンスが低下しています」などの広告も、見つけ次第URLごとブロックしています。いたちごっこですが、悪質なバナーを表示して得することはありませんから。 

ブロックすべき広告は人によって異なります。運営サイトの性質を見ながら、トライアンドエラーで収益向上を目指します。